記事の内容
- 日本とアメリカの幼稚園の違い
- アメリカの教育費高すぎ。日本の幼稚園安い!
- なんだかんだいってもモンテッソーリ教育は子供の集中力を上げてくれる
一時帰国するときは日本語にたくさん触れてほしい
海外に住まわれている方は日本に一時帰国する際、子供を日本の学校に体験入学、入園される方が多いのではないでしょうか?
私も同じで、こむぎさんが幼稚園時だった時は、必ず一時帰国時に近くの幼稚園に体験入園をさせてもらってました。
プリスクールは日本の幼稚園の年少、年中にあたります。
こむぎさんはその時は年少さんで入れてもらいました。
やはり環境というものは強いです。
通わせ始めたらみるみる日本語がスラ―っと出てくるようになりました。
本当に幼稚園には感謝感謝でいっぱい。
他にも、何度教えても、なぜか後ろ回しでしか飛べなかった縄跳びが日本の幼稚園に通うにようになってから矯正されて、ちゃんと前に飛べるようになってるのにも驚き。
すごい幼稚園の先生。どうやって教えたの?
運動もたくさんしたせいか、身体もなんだかシュッとスリムになったような気がします
しかし、幼稚園に慣れたかなあと思った次の週には足を痛がりだし、お医者さんに見せに行ったらドクターストップになってしまいました。
日本の幼稚園はアメリカのプリスクールと違って子供達によく運動をさせてくれます。
アメリカのプリスクールってほとんど歩かないのです。
運動も小さな遊具の周りを走ったりするだけで、日本のようにほぼ毎日どこかの公園に歩きにいったり、縄跳びは何回までやるということをしません。
日本の幼稚園では普通のことなのでしょうが、アメリカからきた子供にはちょっとしんどかったみたいです。
こむぎさんの場合も急激に運動したせいか、体がついていかなかったみたいです。
かくいう私もアメリカでは車生活。
まず駅まで歩く習慣がないため、日本に帰るたびに歩くのって大変だなあと再認識させられます。
(ポケモンなんてすぐに10k卵をふ化させられるので、ありがたいですが。)
1,2週間ぐらいで慣れるけど、子供には環境の急激な変化の大変さは大人以上なのでしょう。
幼稚園だと皆やってるから自分も同じようにしないといけないという強制感も出てくるでしょうし、子供ながら無理していたのかもしれません。
日本の幼稚園の安さにびっくり
まず、アメリカのプリスクールは日本の幼稚園の年少、年中さんにあたります。
日本の幼稚園に体験入園してびっくりしたのはその料金の安さです。一ヶ月2万円代で通わす事ができるなんて、アメリカではありえません。
比較的安いと言われている教会が経営しているプリスクールですらありえません。
お友達のお子さんが通われていた教会のプリスクールは一週間で2万円ぐらいしていました。
他にも、やっとプリスクールが終わって公立の学校に入っても、夏休みに子供をサマースクールをいれさせたければ、一週間子供を預けると2万円ぐらいしたりします。
そんな環境が当たり前だったので、日本の幼稚園の費用を聞くと楽園のように感じてしまいます。
しかも、縄跳びまで習得してくれ、しょっちゅう園の外を散歩させてくれ、たくさん運動させてくれるのですから、日本の教育費用は安いなあと思いました。
関係ないけど、日本のママさんにアメリカのプリスクールの料金を言うのなんか好き…






目を丸くしていい具合に驚いてくれるのでちょっと楽しかったです。この後、数人に同じことやってみました。
朝から夕方まで1500円?

そんなこんなで冬休みに入り、幼稚園は今年でお終いだなとおもってたら、なんとそこの幼稚園は冬休みに託児所もやっているとのこと。
冬休みにはいったらきっとぐうたらしてテレビみて、暇を持て余すだけだろうから、入れてみようかなと思って値段を聞いてみたら、なんと一日1500円で見てもらえるというのです。
1500円です。
1500円!
一時間1500円じゃないんです。
夕方まで預けて1500円なんです。
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1500円!(しつこい。)
しかも昼食もついてる。(しかも、美味しいらしい。子供談)
もちろん、普段幼稚園でやっているようなファンシーなことはやってもらえないというのは分かってますが、それでも子供を見てもらえるのに一日1500円はかなりびっくりしました。
びっくりして、何度も聞き返してしまいました。
アメリカなら1時間30ドルは払わないといけないと思う。
なんでこんなに安いの?
いや、きっと政府から補助がでているからだろうけど、それにしてもすごく安い。
先生のお給料大丈夫なのだろうか?
でも、よくよく考えたら、幼稚園自体が一か月2万円代ってことは通常でも一日の料金に換算するとそれぐらいなのかあ。
さらにビックリ1500円は高い?





さらにビックリしたことが、その1500円ですら高いとママ友さんにと言われたことです。
自分の母親に預ければただだし、と言う事らしいですが。まあ、そうなんだけど。
(もしかして、一人親家庭用とか、どうしても預けれない人用の託児所だったのかな?いやあ、でも、めっちゃ感じよく受け付けてくれて、そんな事一言も言ってなかったしなあ。)
確かにタダだけど、その分お母さんも助かるんじゃないかな?って思っちゃいました。
でも、自分もアメリカの幼稚園を知らなければきっとこう思うのかもしれない。
私の母は忙しい人なので子供を一日中頼むということは出来ません。
なので、自分が見れない場合はどこかに預けることになります。
アメリカの教育費事情を知らなければこの1500円も高い!と文句言っていたのだろうか?
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アメリカのプリスクールはめちゃくちゃ高い

大学の授業料ですか?っていうぐらいバカ高いアメリカのプリスクール料金。
比較的安いと言われている教会のプリスクールですら、週に200ドルはかかってました。(ママ友さん談)
スクールというぐらいだから、色々と文字や算数など教育的なことを教えてくれるっちゃあ教えてくれます。
小学校に入った時に差がでると言われ、高くてもやはりプリスクール選びは大事だと聞いたので、我が家も値段の高さにどん引きしながらも行かせないという選択肢はありませんでした。
ですが、やっぱり高い。
お給料のかなりの割合をプリスクール代に持っていかれることになります。
話はそれるけど、こんなに高いのに日本よりも出生率が高いんだ!
ということは、幼稚園や保育園の数とかはあまり出生率に関係ないのかもしれませんね?
日本はべらぼうに料金が安いのに出生率が低い。
とよく考えてみたら、アメリカは移民の国。
移民の人が出生率を稼いでいるという事実。
アメリカの家庭も教育費や仕事などの時間に追われ、仕事と育児の両立はかなりの負担と聞いてます。
子供があまりにも何度も風邪をひくので、そのたびに仕事を中断せざるを得なくて、仕事をクビになりかけたというカップルのお話を聞いたことがあります。
日本と同なんだあ。
料金の換算の仕方がチンプンカンプン

プリスクールの料金を支払う時のエピソードです。
資料でもらった料金表には月々に料金を支払うシステムだったのにもかかわらず、月いくらという金額は提示されておらず、1年間分の料金しか書かれていませんでした。
私はこれを12か月分に割って、だいたい1ヶ月これぐらいだろうなと計算して、いざ最初の一ヶ月分の料金を支払おうと受付にいった矢先、受付で言われた料金が思ったよりかなり高くてびっくりしたのです。
理由は12か月分で割るのでなく夏休みなどの休みが入るので、9~10か月分(どっちか忘れた)で割ると言う事らしい。(心の声:だったら、資料に1ヶ月いくらって書いといて。)
それでも、この料金表では一年間の料金しか書いていない。
12か月で割ろうと、9か月で割ろうと一年間で払う料金は一緒なのだから、12か月分割で払ってもいいのでは?って食い下がったら、いや、そこは9or10か月分で払ってくれと譲らない。
(心の声: だから、初めからそう書いとけやああああ!!!!!!(2回目))
家計の予算って1ヶ月でいくらってだいたい決めてやりくりしません?
1ヶ月いくら収入があって、いくら支出があってというのを家計簿に記録するのだから、1年間って言われても想像つきにくいのです。
だから、1ヶ月いくらっていうのが結構重要になるのに!
12で割るのと9で割るのとめちゃくちゃ金額変わるやないか!
わざとわかりにくくしてるでしょう?としか思えないこの料金表の書き方に不満が風船のように膨らんでいきましたよ。
アメリカではカスタマーサービス上でのトラブルはしょっちゅうです
今まで結構経験してきているので、それなりに慣れたといえば慣れたのかもしれませんが、それでもやっぱり嫌なものです。
ただでさえ、うわっ高っかいなあ…。と思いつつも仕方がないと覚悟を決めて払いにいったのに、払うときになって思ってた以上にずっと高いとなるとストレスホルモン値がうなぎ上り!!!
結局払いましたけどね!
高いなりに日本の幼稚園よりいいところもある。

高い、高いと文句ばかりですが、いいところもあると思ってます。
例えば、一クラスの人数についてです。
日本の幼稚園は生徒さんが一クラス20人以上いるクラスがほとんどですが、アメリカのクラスは多くても15人程度、しかも先生はいつも二人体制でした。
こむぎさんがちょっと分からない事はすぐに先生が気付いて教えてくれるというサポート体制は素晴らしかったようで、それに気づかせてくれたのは日本の幼稚園でした。
こむぎさんが日本の幼稚園に体験入学した時、結構な頻度で分からない時があったのですが、先生がすぐに来てくれないので困ったと言っていました。
例えば、体操服から制服に着替える時、スカートの着方がわからず、ずっと右往左往していたみたいです。
(アメリカではあまり見たことのない、独特な形をしたスカートだったのですが、親の私が園内で着替えるということを想定しておらず、朝着替える時にいつも私が着させてあげていたので、こむぎさん一人で着れてなかったのに気づかなかったのです。これを言われてから、家で自分で着れるように練習しました。)
先生がすぐに来てくれないという状況は特に日本の幼稚園になれていない子にとっては結構大変だったようです。
安くてびっくりするので、先生方のお給料大丈夫かなと思ったのですが、単純比較すると、アメリカも日本もあまり変わらないという情報がネットで見られます。
恐らく、政府から補助があるため、日本の幼稚園はアメリカよりもずっと安く設定できるのだと思うのですが、
ただ、先生の大変さからみると、アメリカの方が楽そうに見えました。
例えば、園児の人数を少なくするのは先生にとっても多くの子供を見る必要がないため、仕事内容的にはアメリカの方が楽だと思えます。
他にも、日本でよくある連絡帳の交換というのは皆無でしたし、(生徒さん全員の連絡帳の管理って結構大変だと思うんですよね。こちらは、聞きたきゃ先生に直接その時に聞きましょうスタイル)
運動会やお遊戯会といったものはなく、ただ教えるということに特化していているような感じでした。
それに、スクールが終わって子供が帰ったら先生やスタッフさんは速攻家に帰っているような感じでしたので、
日本のようなサービス残業なんてのはなさそうでした。
日本は色々と次の日の準備などで遅くまで残っている先生が多くいるイメージがあります。
お給料の安さからみると労働時間とお給料が釣り合ってなさそうで大変そうだなあと思いました。
モンテッソーリ教育
アメリカのプリスクールではモンテッソーリ教育を受けていました。
こむぎさんにはとても合っていたと思います。
色々なタイプのおもちゃが置いてあり、おもちゃを通して、算数や文字を教えてくれます。
大きな幼稚園だとどうしても先生の手が足りず、集団生活を重視されがちですが、私の子どもが通ったプリスクールでは一人一人興味のあるものを集中して遊んだり、学んだりできました。
お子様の集中力は子供が集中している時にいかに親や周りの人が邪魔しないかが大切と聞きます。
みんなと一緒にわいわい遊ぶのはもちろんいいし、必ず必要なことなのですが、自分の好きなことを好きなだけ他の子のことを気にせず自分だけで一つの事に集中できる環境があるというのは子供の集中力を伸ばすのにとてもいいことだと思いました。
もし、検討されている方がいましたら、モンテッソーリおすすめです。


自宅でできるモンテッソーリ教育

まとめ
日本の幼稚園もアメリカの幼稚園も一長一短でしたが、先生の大変さは日本の方が突出しているなと思いました。
ニュースでもよく保育事情の問題を読んだりしていたので、もうすこし日本の先生方の負担が下がるといいのになあと思いました。